受講者の声:前田 千花 様 | 発達障害支援イーラーニング

受講者の声

保育士の私が得た「支援の引き出し」

前田 千花

東京都

受講者様について

私は保育士として、日々さまざまな個性をもつ子どもたちと関わっています。保育の現場では、言葉で自分の困りごとを十分に説明できない年齢の子どもも多く、「落ち着きがない」「切り替えが難しい」「集団が苦手」といった姿が、行動として先に表れます。
だからこそ私は、子どもの行動を表面的に捉えるのではなく、「その子が何に困っているのか」「どんな環境や関わり方が安心につながるのか」を、根拠をもって考えられる保育士でありたいと思っています。その基礎を学び直す場として、この講座を選びました。

受講動機・背景について

受講のきっかけは、発達障害について“点”の知識ではなく、“整理された枠組み”として学び直したいと感じたことです。保育現場では、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)といった特性を疑う場面に出会うことがあり、支援の必要性は理解していても、私自身の説明や対応が経験則に寄り過ぎていると感じることがありました。

また、保護者の方から相談を受けた際に、感情面への配慮を大切にしながらも、専門的に偏り過ぎない言葉で、分かりやすく状況を整理してお伝えする難しさも感じていました。この講座は、発達障害の基礎知識から「困っていること」を読み解く視点まで、分かりやすく学べる内容だと知り、受講を決めました。

講座での学び・気づきの内容について

ペースで学べ、必要な箇所を繰り返し確認できる点も、忙しい保育現場の生活に非常に合っていました。内容面では、ASD・ADHD・LD(学習障害)・DCD(発達性協調運動障害)といった領域を俯瞰しつつ、さらに「視覚機能と学習」や「行動変容(理論/応用)」まで含まれていたことが、実践に直結しました。
特に印象的だったのは、子どもの行動を「困った行動」として止めるのではなく、その前提にある“困りごと”や情報の受け取り方を想像し、環境調整や提示の工夫に落とし込む考え方です。例えば、声かけだけで通りにくい子には、視覚的な手がかりを増やす、活動の見通しを分かりやすくする、といった発想が自然に出るようになりました。結果として、保育の場面で私がまず意識するのは「叱して整える」ではなく、「安心して理解できる状態をつくる」ことに変わりました。子どもの反応が落ち着き、保護者の方にも支援の意図を説明しやすくなったことは、私にとって大きな前進でした。

受講を検討されている人へのメッセージ

もし受講を迷っている方がいらっしゃるなら、私は「まずは基礎を、整理された形で持つこと」を強くおすすめします。発達障害支援は、特別な誰かだけが行うものではなく、保育・教育・家庭など、日常の関わりの中で積み重なるものだと実感しています。

この講座は、ASDやADHD等の基礎から、支援の考え方までを短時間で学べる構成で、受講要件もなく、取り組みやすい内容です。
知識が増えるだけでなく、子どもを見る視点が変わり、関わり方の選択肢が増えることが、何よりの価値だと思います。現場で子どもと向き合う方、保護者対応に悩む方、支援を言語化したい方にとって、前向きな一歩になる講座です。