受講者の声:三浦 裕子 様 | 発達障害支援イーラーニング

受講者の声

根拠をもって子ども達と関われるようになった

三浦 裕子

山口県

受講者様について

児童指導員として、子どもたちの生活・学習・対人面の支援に携わっています。現場では、同じ年齢でも得意・不得意、感覚の感じ方、集団への参加の仕方が大きく異なります。
私は、子どもの行動を「問題」として捉えるのではなく、その行動の背景にある“困っていること”を丁寧に読み取り、環境や関わり方を整えることで安心につなげる支援を大切にしています。アドバイザーコースで基礎を固め、さらにシニアアドバイザーコースで個別支援の考え方を深めました。

受講動機・背景について

日々の支援の中で、「経験的にはうまくいくが、説明できる言葉が足りない」と感じる場面がありました。特に、支援方針をチーム内で共有したり、保護者の方へ意図を伝えたりする際に、根拠と共通言語が必要だと痛感していました。アドバイザーコースは、発達障害の概要と基礎的な対応を、用語も含めて分かりやすく整理して学べる点に魅力がありました(「構造化」「視覚優位」「困っていること」等を紐解く構成)。 そして基礎を学んだ後、「もっと個別の支援手順まで落とし込みたい」と考え、修了者が受講できるシニアアドバイザーコースへ進みました。

講座での学び・気づきの内容について

まずアドバイザーコースでは、ASD・ADHD・LD・DCDなどの基礎に加え、「視覚機能と学習」「行動変容(理論/応用)」まで、支援に直結する枠組みで学べたことが大きかったです。講義時間も約7時間20分と、業務の合間に計画的に進めやすい分量でした。
学びを通して強く感じたのは、「行動を止める」より先に、「困りごとを減らす設計」をつくることの重要性です。例えば、指示が通りにくい子には、言葉だけに頼らず見通しを視覚化する、活動の切り替えに時間がかかる子には、次の行動が分かる提示を先に用意する、といった“手立ての組み立て方”が明確になりました。 その上で受講したシニアアドバイザーコースでは、「当事者からみた発達障害」や「感覚処理・協調運動の評価と対応」など、現場で起きている現象をより精緻に捉える視点が得られました。さらに、行動チェックシートを用いて支援手順書へ落とし込む流れ、保護者支援としてのペアレント・トレーニングまで学べたことで、支援の質が“個別化”へ一段上がった実感があります。
結果として、子どもへの関わりが安定し、チーム内での支援の共通理解も進みました。何より、子どもの小さな変化を「再現可能な支援の成果」として捉え、次の手立てにつなげられるようになった点が、自分にとって大きな成長でした。

受講を検討されている人へのメッセージ

発達障害支援は、特別な専門職だけの知識ではなく、日々子どもと関わる現場職にとっての“業務基盤”だと思います。アドバイザーコースは、発達障害の基礎と基本的な対応を短時間で体系立てて学べ、受講要件もなく取り組みやすい内容です。そして、基礎を身につけた後にシニアアドバイザーコースへ進むことで、個別支援手順書の導入や保護者支援など、より実践的な領域まで視野が広がります。 迷われている方には、「現場の困りごとが減る」だけでなく、「支援を言語化できるようになる」価値をぜひ知っていただきたいです。支援の引き出しが増えることで、子どもにも職員にも、そして保護者の方にも、安心が広がっていく、その実感が得られる学びだと思います。